ストーンについて
ターコイズを始め、たくさんのストーンが使われているインディアンジュエリー。
その中でも特に使用されている人気のストーンをご紹介いたします。


ターコイズ
ターコイズ アメリカ南西部のネイティブアメリカンにとって神秘の石、また『空の石』と呼ばれているターコイズ。生命にパワーを与えてくれるお守りとして非常に人気の高い石です。トルコを経由してヨーロッパに広まったため和名でトルコ石とも言われています。採掘される鉱山によっても希少価値が変わり、インディアンジュエリーを代表する石です。
最古のターコイズは約7000年前の古代エジプトの墳墓から見つかっています。


コーラル
コーラル ギリシャ神話のペルセウスがメデューサを退治したときに、地中海へ落ちた血がコーラルに(珊瑚)になったと言われている。
コーラルは有機物の宝石珊瑚のことで、白や濃い赤、ピンク、オレンジ、黒など様々な色があります。宝石となる珊瑚は貴重サンゴ、本サンゴと呼ばれており、特に日本海近海などで採れる赤サンゴ、白サンゴ、モモイロサンゴなどが貴重とされています。


オニキス
オニキス オニキスはメノウの一種で、メノウは石英、蛋白石、玉髄などの混合物です。
ネガティブなヴァイブレーションをポジティブに変える働きがあると言われています。その他に様々な障害を払いのけ、目標へと向かいたいとき力を与えてくれると信じられています。
オニキスはインディアンジュエリーに使用されるストーンの中でも人気の高い石の一つです。


ラピスラズリ
ラピスラズリ ラピスラズリは和名で瑠璃(るり)と言われており、仏教の世界でも七宝の一つに数えられている宝石です。
また聖なる石として古代から魔よけにも使われていたと言われています。
ラピスはラテン語で『石』、ラズリはアラビア語lazward(ラズワルド/青・空・天)
鉱物名はラズライトといい、産地が数ヶ所しかないとても貴重な鉱物で、特にアフガニスタンのラピスラズリ鉱山が有名です。


オパール
オパール族 オパールは水と結晶性の岩石から結成されたもっとも古い宝石と言われています。イギリスのビクトリア女王も使用されていたと言われているオパールはメキシコ・オーストラリアなどで採掘されています。色は乳白色・赤・ピンク・ブルーなど様々なカラーがあり、見る角度によって多彩に変化するとても神秘的な石です。
特に女性に人気がある石の一つです。


アンバー
アンバー アンバーは大昔(数千万年~数億年前)の松柏科植物が地中に埋まって化石となったもので、当時の虫類やごみなどの"インクルージュン"が混入しているものもあります。
地質時代第三期層から発見される他、北欧のバトル海の沿岸に打ち上げられているのが発見されています。グリーンアンバーやバタースコッチアンバーなどが有名でその他にも様々なカラーがあります。


シェル
シェル シェルは二枚貝・巻貝・真珠貝・タカラ貝・メロン貝など様々で、ピンク・白・オレンジなど様々なカラーの貝があります。
特にズニ族・サントドミンゴ族が使用する宝石で、作品に欠かせない重要な役割を兼ね備えています。また、ネイティブアメリカンの間では高価なものとみなされ交易にも使われていました。


ホワイトバッファロー
ホワイトバッファロー 数万頭に一頭しか生まれない『白いバッファロー』のように珍しいと言うことから名付けられた『ホワイトバッファロー』はアメリカネバダ州の鉱山より採掘されます。
また、ターコイズとは別の鉱石になります。白ベースに黒の模様が入ってあるのが特徴で、ネイティブアメリカンの間では神の化身とされています。『ホワイトターコイズ』は『ホワイトバッファロー』の事ではなく、ネバダのドライクリーク鉱山産の「ドライクリークターコイズ」の事を言います。


スギライト
スギライト スギライト(スージャライト)は愛媛県の岩城島で発見された鉱物で、名前の由来は、この島の岩石を研究していた杉健一の名前から「スギ」を取って命名された鉱石です。 霊的なパワーがあるとされ、グレードの高い物になると市場でも高く取引されています。トミー・ジャクソン、ビソイ・ラッセルなどの有名アーティスト達も使用しています。


インカローズ
インカローズ インカローズと呼ばれるこの石は、インカ人によって発見されたと云われています。正式な名称は、「ロードクロサイト」です。ギリシャ語で「バラ」を意味する「ロード」と、「色」を意味する「クロス」が名前の語源と云われています。また、「パッションローズ」とも呼ばれています。


ラリマー
ラリマー 「ラリマー」という名前がすっかり定着しているこの石ですが、正式な鉱物名は「ブルーペクトライト」。ペクトライトには白・黄・緑・青・ピンクなど様々な色がありますが、中でも特に青色の鮮やかな石だけをラリマーと呼びます。ドミニカ共和国でのみ産出されるため希少性が高く、専門の取扱業者の間で取引されることもあって大変高価です。ラリマーは愛と平和を象徴し、全てを優しく包み込む、大きな慈愛のパワーに溢れています。


チャロライト
チャロライト 比較的新しい鉱石であるチャロライトは、1976年にロシアのサハ共和国で発見されて、 1978年に新鉱物として認定されたこの宝石は、チャロ川流域で発見されたため、この名前が付けられました。 ロシア語で「魅惑的な、魔法のような」を意味する“Charo” からきていると言われています。紫の中に絹糸のようなまだら模様が特徴です。